1998.3.13 遠賀川の河川敷にて
みなさん、こんばんは
おかげさまで、大塚まさじさんの直方での初めてのライブ、無事終了しました。
楽しかったです。素晴らしかったです。
ライブを主催させていただいた、小田俊明さんと、私だけでなく、バンドのメンバーはじめ、たくさんの関係者、そして、ライブにきていただいた方々の「思い」がひとつになれた、素敵な夜になったと思います。
このライブのきっかけは、直方で2軒の飲食店を経営していた小田俊明さんが、平成8年の秋、BSで放送されたフォーク大全集を見たことから始まります。この番組で大塚さんの「男らしいってわかるかい」に衝撃を受けた小田さんは、わたしのところに「大塚まさじって知ってる?」と聞いてこられました。
わたしは高校時代からのファンで、平成に入ってから復刻された彼のCDを全部持ってましたので、そのCDを彼に全部貸して、小田さんはすぐに大塚まさじさんの大ファンになりました。
小田さんは、平成9年になって直方の市街地に新たな店舗を開店する計画を実行に移しました。その店をデザインするとき、かれの頭の中にはひとつの曲のイメージがありました。それが「まだ、会わぬ友(トム・ウエイツに)」でした。
その新しい店は平成9年の8月にオープンしました。店の名前は「レンピッカ」といい、ライブやパーティ、ギャラリーに利用できるスペース、「タマラ倶楽部」を併設しています。この店の壁に大きな換気扇があります。空調があるので、別に用をなしていないのですが、夕刻にこの換気扇の向こうから西日が差し込む時に、「まだ会わぬ友」を聞いていたいという映画的なイメージが彼の頭の中で膨らんでいったようです。
開店後のバタバタが少し落ちついたころ、小田さんから、「そろそろ大塚まさじさんのライブがやりたいのだけれど、連絡をつけてくれ」と言われました。しかし、まだ、このHPもなく、ムーンライト・クラブにも入っていなかった私は、連絡先を知らなかったので、インターネットのサーチ・エンジンで検索してみると、北海道の十勝新聞社のHPに大塚まさじさんの小さなページがあるのを発見し、電子メールを出しました。
しばらくして、ページを作成された帯広の佐藤さんという方からまさじさんの連絡先が送られて来ました。早速電話してみると、まさじさんの奥さんが出られて、なんと、明日から福岡県内3箇所でライブがあるとのこと。これは奇遇とばかり、小田さんと2人で9月23日に朝倉郡三輪町の「小さな菜園」という喫茶店で行われたライブを見に行き、ご本人とお話をして、是非、直方に来て下さいとお願いしました。それで、次の九州ツアーとなった今回、直方に大塚まさじさんを迎えることができたのです。
事前の打ち合わせで、地元のバンドとのセッションをまさじさんにお願いしたところ快諾していただけました。
まさじさんは、3月12日の夕刻直方入りされ、サウンド・チェック後、バンドとのリハーサル、翌日3月13日は午後、直方市内を案内し3時から再びサウンド・チェックとリハーサルを行いました。
直方市石炭記念館にて この写真で右端に写っているのが小田俊明さんです
夕刻開場時間になると、ポツリポツリとお客さんが集まりはじめました。心配をよそに、開演時間まぎわには店は立ち見が出るほどの満員状態になりました。
開場の奥の壁には小田さんが準備した「まさじHALL」のプレートが掲げられています。そして、いつもどおり、沢田としきさんの花の絵が正面に吊され、開演まで幻想的なBGとともに、来場者の気持ちをなごませていきます。
さて、いよいよ直方でのライブが開幕です。

大塚さんの横でオベーション弾いてるのが私です。
(ライブ画像はすべてリハーサル風景であることを申し添えます)
1. デュエット
2. 満月を待つ女
3. アフリカの月
4. 風のがっこう
5. ワルツ
6. 旅のスケッチ
7. サーカスにはピエロが
8. ガムをかんで
9. まだ会わぬ友(トム・ウエイツに)
10. 月のまつり
11. The Song
12. 港のはなし
13. 天王寺想い出通り
14. 街唄
(encore)
15. 男らしいってわかるかい
16. プカプカ
17. On The Sunny Side Of The Street
ライブの間の語りには、今日見られたばかりの直方の情景も出てきて、客席との間どずんずん打ち解けていきます。まさじさんは、遠賀川の河川敷の菜の花が気に入られたようです。また、「まだ会わぬ友」の前には、小田さんの紹介があります。
遠賀川の河川敷にて まさじさんは菜の花を撮っています
「The Song」が終わると、私が紹介され、ギターを抱えてステージに上がらせてもらいました。「港のはなし」のバックでスライド・ギターを弾かせてもらいましたが、もう冷や汗でいっぱいでした。

次の「天王寺想い出通り」では、葛原さんがエレキ・ギターを持って登場、わたしはマンドリンに持ち換え、三人のアンサンブルで聴いていただきました。そして、ピアノ、ドラム、ベース、ソプラノ・サックスの4人が登場、総勢7人でラストの「街唄」でライブを締めくくりました。

このように、徐々に盛り上げていく構成は大塚さんのアイディアによるもの。お客さんの評判も上々でした。
アンコールは、3曲フル・メンバーで演奏しました。演奏していて、みんなのノリがぐんぐんよくなっていく様子がわかります。まさじさんからは、「みんなでこうして、いっしょに音がだせるって最高ですね」とうれしいお言葉。「プカプカ」では、同じように長年のファンである葛原さんが3番を唄わせてもらっていました。
15・16曲目では、ピアノ・サックス・エレキギターとソロをまわしますが、圧巻ののりとなりました。
ラストの「サニー・サイド」まで、あっと言う間の6曲でしたが、みんないい経験ができたと思います。
大塚さんを囲んでの打ち上げの席では、みんな本当にいい笑顔でした。
(まさじさんは小田さん宅に2泊しました)
また、次のライブを楽しみにお待ちしています。
1998.3.21 直方にて 田村さとる
みやより:田村さん、とても素敵なライブレポートをありがとうございます。頂いた画像とお手紙を私の独断でレイアウトさせていただきました。アップが遅くなってすいませんでした。個人的には、ビデオカメラを撮るまさじさんの様子が何か意外な一面という感じで良かったですね。ライブも成功されたようでなによりです。お疲れさまでした。これからもよろしくお付き合いください。