
福岡県直方市にお住まいの田村さとるさんから、まさじさんの夏のライブレポートが届きました。三ヶ所とも、どれもとても素敵なライブだったようですね、まとめて紹介させていただきます。
私の住む福岡県直方市から、東へ約100km、山口県防府市沖の瀬戸内海沖に
浮かぶ小さな島、野島で百回のコンサートをひらこうという「野島百楽」
という企画があります。10年目で6回目の今年のライブは、7月25日に
行われたまさじさんと恭蔵さんの「デュエット」でした。仲間二人と高速を飛ばし、船に乗り換えて初めて野島にやってきました。
当日はあいにくの曇り空で、時折雨がパラつきます。当初予定されていた
海辺の野外ライブは中止となり、島の小中学校の体育館が会場です。
床にござをひいて、実行委員の人たちのてづくりの昼食やバザーなども
用意されています。島のおじいちゃん、おばぁちゃんもたくさんやって
きて、なごやかにライブは始まりました。1. サーカスにはピエロが (まさじ&恭蔵)
2. デュエット (まさじ)
3. 風のがっこう
4. ワルツ
5. 海
6. ブルースをもう一度
7. 裸の王様
8. 一輪の花
9. Song10. アフリカの月 (まさじ&恭蔵)
11. Glory ハレルヤ (恭蔵)
12. I Wish
13. コーンケーンのおじいさん
14. さらばジャマイカ
15. バナナ・スピリット
16. 街行き村行き
17. 自転車に乗って
18. Heart To Heart19. 月の祭り (まさじ&恭蔵)
20. 街唄
encore
21. プカプカ
22. On The Sunny Side Of The Street楽しいおしゃべりを交えてのあっというまの2時間半
でした。まさじさんの新曲が3曲も披露され、新作への
期待が高まります。「ブルースをもう一度」はとっても
かっこよかったです。新作には「コミュニケーション」も
入れて欲しいなぁと思ってます。恭蔵さんとのデュエットを聞くのは今回が初めてです。
「鼻歌とお月さん」で、衝撃を受けた、「サーカスには...」を
同じ編成で初めて聴けて、感激でした。30年近くもずっと
いっしょにやっておられる二人の呼吸は絶妙のものがありますね。次回は久留米に行きますよ。
今年は異常気象で日本海や東北では、大雨が続いているが、福岡では暑く10日以上雨が降っていなかった。しかし、お盆に入って天気がぐずつきだした。
8月15日は、今年で6回目を迎える発心(ほっしん)コンサートである。久留米市中心部から東へ8キロほど、豊かな自然に抱かれた宿場町、草野が会場である。
豊後街道が東西に走り、落ちついた古い家並みが続く。旧街道らしくL字形に折れ曲がった道を過ぎ、中世の山城へと登る道の途中に会場となった発心公園がある。桜の名所でもあるこの公園からは、筑後平野を一望に見渡すことができる。
当日は午後から曇り空、心配された雨もなく、沢からの風も心地よい、絶好の野外ライブ日よりである。
久留米を中心に音楽好きの仲間達が集まって始まった発心コンサートも今年で6回目を迎える。会場には持ち寄った機材で仮設ステージが組まれ、照明設備も整っている。音響の丸山さんは、このコンサートの中心人物の一人。わたしも、このページを通じて知り合った。久留米や近郊の音楽仲間達はみんな家族連れで集い、ビールを片手に談笑している。大分から、熊本から、続々仲間達がやってくる。
今日のコンサートには11組のアーティストが出演する。多くは福岡で活動するアーティストだが、アフリカン・ダンス、ボサ・ノヴァ、和太鼓、フォルクローレと多彩だ。もちろん、ロックやフォークのアーティストも多い。ハープの熱演が印象的だった金銀銅、さわやかなボサ・ノヴァのシェガマイス、反戦歌を熱唱する平田達彦などの演奏が続く。大分からの本庄太鼓の熱演で日が暮れていく。
日もすっかり落ちた7時30分ごろ、大塚まさじさんがステージにあらわれた。
1曲目、「サーカスにはピエロが」
「あとで出る良さんが、あんまり長くやるな、俺の出番がなくなるいうてます」と、冗談を飛ばしながら、今日がお盆ということと、クロちゃんの話をからめて、
2曲目、「アフリカの月」
きっと、天国のクロちゃんに届いたことだろう。
3曲目は心地よい風に吹かれながらの「風のがっこう」
会場からまさじさんに、すいかの差し入れ、まさじさん、「お供えですか? これ?」と会場を沸かせる。
4曲目は新曲の、「ブルースをもう一度」
歌詞に出てきた、「ベッシー・スミス知ってますか?」とまさじさんが問えば、「オーッ!」と盛り上がる。
続いて5曲目も新曲、「裸の王様」
そして、6曲目これも新曲の「一輪の花」しっとりと聴かせてくれる。まさじさんの来年くらいには新作を..という言葉が聴かれ期待が高まる。
7曲目は「プカプカ」
8曲目は「男らしいってわかるかい」、
最後は大合唱となり、アンコールの声が響いたが、時間の都合もあったのだろう。次の出演者となった。
次は福岡で活躍するフォルクローレやボサ・ノヴァ風のデュオ、ハル
とりは、加川良さんでライブは終演となる。
8月16日は朝から快晴。
佐賀県の北端、玄界灘沿岸には、入り組んだ海岸線や多数の島があって、独特の美しい風景が続く。唐津から北西に約15キロ、豊臣秀吉が朝鮮出兵の基地にした名護屋城のある鎮西町に波戸岬がある。海に向かって下っていく斜面は芝生でおおわれ、野外音楽堂の向こうの玄界灘には小島が浮かぶ。
本当に素晴らしい環境である。
13回目となるビッグ・サマー・フェスは朝11時から行われた。
唐津でRIKI企画を主催し、多くの若いアーティストを育ててきたリキさんの遺志をついで、唐津を中心とした音楽仲間達が毎年開いてきたイベントだ。(『月の散歩』の「十周年」参照) 今日のライブにも九州一円から音楽好きが集まってくる。
空は青空で汗ばむ陽気だが、やや雲が多く夏の太陽がギラギラというほどでもない。
前半には福岡や北九州から参加のロックバンドが活躍する。エレクトリックなサウンドの中で、諌早から来た大久保エイジさんの、アコースティックなスライド・ギターが印象的だ。地元のダダ・チャイルドも、ベーシストが今日はおやすみだったが、印象的な歌詞をブルース・サウンドにのせて盛り上がる。
昨日も出演した平田達彦は今日もテンションが高い。いい声だ。
福岡のムーン・ビームは3人でタイトなサウンドを聴かせる。
夕刻、東京から参加のShyが登場、ベーシストとDJを加えた3人編成で迫る。1曲目は「What's Going On」だ。
陽が傾きだし、潮風もさわやかになった午後4時40分ごろ、大塚まさじさんがステージに上がる。
今日は「デュエット」で幕があく。
「本当に素晴らしいところですねぇ。このライブの話は聴いてたけど、野外に寄せてもらうのは初めてなんですよ。」
「アフリカの月」「風のがっこう」と続き、今日の海によせて、「海」をうたう。ステージの後ろには青い玄海灘が広がる。
新曲は、今日は「裸の王様」と「一輪の花」の2曲。
「男らしいってわかるかい」
「プカプカ」で、まさじさんのステージは幕となる。
続いて、今日も加川良さんが登場。熱唱のあと、トリはリキさんの仲間達によるリキ・オールスターズが出演する。
レパートリーには良さんの「かかしのブルース」もあり、当然、良さんも参加して渋い喉を聴かせる。
リキさんが育てた仲間達の熱演をリキさんの奥さん、チエさんが目を細めて見守っている。最後の曲はリキさんに捧げる、
「Knocking 0n The Heaven's Door」
きっと、天国のリキさんに、そしてクロちゃんにも届いただろう。
ライプがはねたあと、打ち上げがはじまるまでの時間、砂浜にたたずんで海に沈む夕陽をビデオカメラに収めるまさじさんの姿があった。
田村さん、いつもながら素晴らしいライブレポートをありがとうございます。頂いた写真はどれも豊かな自然の美しいものばかりですね。
まさじさんの新曲も楽しみです。またよろしくお願いします。